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「特定外来生物被害防止法でセイヨウオオマルハナバチの指定が先送りされました。

2005/1/13

6月1日までに施行される特定外来生物被害防止法案で、セイヨウオオマルハナバチを指定するかどうかの検討がなされ、生態系への影響を示すデータの不足から指定を先送りすることが決まりました。

新たに1年の検討期間を設け、生態系への影響やネット展張による施設からの逃走防止効果を調べ判断を下すそうです。

生産者のみなさんにとっては、ネット展張の義務が先送りになったことで一安心されていることと思いますが、果たして1年後に「生態系への影響はないのでフリーで使えます」なんていう結論になるのでしょうか?

今までの話の流れでは、規制→ネット展張の義務化→許可制や申請制として逃走防止策のチェック→販売可能、というような感じになることと思っていましたが、この流れが一年間先送りにされたものと考えた方がよさそうです。

したがって、今年の6月までにネット展張をしなければならなかったのが1年猶予を設けられたと考え、天窓などを含む施設の開口部には、逃走防止用のネットを張ることを是非検討して下さい。

当ウェブページのマルハナバチ紹介にも、ネット展張によりマルハナバチの活動が安定することなどを紹介していますが、安心に長く使うためにもネット展張をお勧めいたします。

温度の問題もありますが、黄化葉巻病対策のためにも0.6mm目以下のネットが望ましいと思います。


詳細は有限会社サギサカまでお問い合わせください。